仮設資材のリース・販売および足場工事を通して、より安全で快適な工事現場をサポートする、株式会社秀明さん。
30代でお父様の代から事業承継した代表の多田汐帆さんより、「足場の技術を活かし、新たな取り組みをしたい」そんな思いを実行に移す方法を探ってらっしゃる中で、ご相談を受けました。
企業としての在り方や未来のビジョンを表現し、社内・既存顧客をはじめそれ以外の方にも自社のイメージと価値を認知してもらい、ファンを増やしていくツールとして、長年培ってきたサスティナブルな技術を、思いが循環する取り組みへとアップサイクルさせる企画(企て)がスタートしました。
足場の可能性
足場は建設現場で日常的に使われているけれど、建物の完成後はカタチとして残りません。そんな建設現場を陰で支える存在の足場を主役にして、新しい価値を見出したい。
何年も思っていたことを実現できる企画がスタートでき、嬉しさと同時に、改めて足場の可能性を感じています。
足場は丈夫で安全でサスティナブル。素材のポテンシャルがあるので、組み合わせや設置する場所次第では表現の幅もきっと増えてくるはず。〈足場=建設現場〉から〈足場=日常の一部〉へと広がる未来に向かって、株式会社秀明の足場計画がはじまります。
株式会社秀明 代表取締役 多田 汐帆
第壱話 アシバ、襲来<花火大会で試用会!>
2024年8月
自社の「足場」の技術を活用した家具や収納・イベント什器などの自社オリジナルのサービスを企画していく中で、まずは実際に試用してみよう!ということに。北上市の花火大会当日・キャンプ用品店WOODSTOCKさんの駐車スペースをお借りし、試用会を実施しました。
大小あわせて全5種の什器が1時間半ほどで完成!
子供から大人まで階段式のやぐらや、テーブル&チェア、ハンモックとの組み合わせなど、実際に触れて座ってもらい、感想を頂きました。
「段差はお子さんに合わせて調整しよう」「工程を見直せば、まだまだ設置時間の短縮は可能なのでは?」実行してみることで新しいアイディアもぞくぞくと。
楽しそうな様子につられ、通りをゆく皆さんも足を止めて見てくださっていました。
いよいよスタートした「足場→遊場・什器化計画」。次回の企てもご期待ください〜