〈7UPキノコ〉こと菅原徹さんは、地元岩手県矢巾町で18歳の時から祖父、父と山に入り、「キノコや山菜は生活の一部」という環境で育ったキノコ・山菜界のサラブレッド。
キノコ・山菜界では若手ながら、その道20年のベテラン。岩手菌類研究同好会では幹事を務めています。これまで培ってきた「キノコ・山菜」にまつわる経験と技術を、ワークショップや商品を通して皆さんにも共有してゆくべく7UPキノコの“企て”がスタートしました。
2024年10月16日 南昌山きのこフィールドワーク&品評会
フィールドワークの舞台は、菅原“マッシュルーム”徹氏のホームマウンテン・岩手県矢巾町の「南昌山」です。
秋の南昌山には、かわいらしいキノコがニョキニョキ。菅原さんの案内で「キノコが好む場所」「食べられるキノコ」「そのキノコは食べごろなのか?」などなど、お話を聞きながら山道を進みます。
きのこ採りが初めてという参加者からは“ポリっ”ときのこを採る感覚自体が「新鮮で楽しい〜」という声も。
1時間ほど山を巡った後は、参加者みんなで収穫したきのこを並べ品評会。ちょっと独特な紫カラーのきのこでも実は食べることができたり、出汁を取るためだけのきのこがあったりと特徴は様々。家に持ち帰った後の下処理や食べ方なども聞いて、おいしく頂く準備も万全です。
私たちのまわりに広がる森羅万象には、すべてに意味があって必ず何かの役に立っている。キノコも私たちも、もちろん毒キノコも! 文字通り「菌類皆友達」を体感するフィールドワークとなりました。